ながらみBlog

3児のパパのお金に関するブログ

【徹底分析】日本電信電話(9432)の株は買いなのか?を実績付きで深堀します

今回は日本電信電話についてを紹介したいと思います。いわゆるNTTです!

携帯サービスのNTTドコモ、インターネット回線のOCN、
ICT大手のNTTデータ等を傘下にする日本最大手の通信事業者です。

ちなみに
7月1日に株式分割が実施され、25分割されました。
現在100株保有していれば分割によって2500株保有になるというものです

なんだか大株主になったようで気分がいいですね 笑

ちなみに私は子供のための貯蓄用のジュニアNISAで購入しています

そんなNTT株について、長期保有する前提で

・NTTとは何している会社なのか?
・決算から見る、買って大丈夫な企業なのか?
株主優待、配当金はどのくらいもらえるのか?
・株価推移と買っていた場合のリターンはどれくらいあるのか?(実績付き)

をわかりやすく紹介していきます

 

NTTとは何している会社なのか?

日本電信電話株式会社(NTT)は、日本の大手通信会社であり、幅広い事業を展開しています。以下、日本電信電話の主な事業内容です

  1. 固定電話事業: NTTは、固定電話回線を提供しており、個人や企業向けに通信サービスを提供しています。これには音声通話やデータ通信などが含まれます

  2. モバイル事業: NTTは、携帯電話事業も展開しています。NTTドコモとして知られるモバイル通信事業を提供し、携帯電話やスマートフォンの通信サービスを提供しています

  3. インターネット事業: NTTは、高速インターネット接続サービスを提供しています。個人や企業向けにブロードバンド接続や光ファイバー接続などのサービスを提供し、インターネットに関連するさまざまなサービスを提供しています

  4. データセンター事業: NTTは、データセンターの運営も行っています。企業や組織向けにデータセンターサービスを提供し、データの保管や処理、セキュリティなどを提供しています

  5. クラウドサービス: NTTは、クラウドコンピューティングサービスも提供しています。企業や組織向けにクラウドベースのサービスを提供し、データやアプリケーションのホスティングや運用を支援しています

  6. ICTソリューション: NTTは、情報通信技術(ICT)を活用したソリューションも提供しています。ビジネス向けのネットワーク構築やセキュリティソリューション、コンサルティングなど、幅広いICT関連サービスを提供しています

    NTTの株は、NTTグループ全ての売上、利益等が総合されてるんだ
    主なグループ会社はNTTドコモ、NTT東西、NTTデータなど単体でも大企業だね

決算から見る、買って大丈夫な企業なのか?

決算や財務諸表から見たNTTの健全性(買って安心な株か)を見ていきたいと思います!

・売上、利益は伸びているのか?
自己資本比率は健全か?
・将来性はあるか?
という観点で見ていこうと思います
 
先に結論ですが、
・売上、利益は伸びているのか? → 右肩あがりで成長(Good!)
自己資本比率は健全か? → 全く問題なし!(Good!)
・将来性はあるか? → グローバル事業が順調に成長(Good!)
です

 

売上、利益から見ていきましょう

バフェット・コードより参照)

売上、利益ともに右肩上がりに成長しているね

2022年度に売上、利益ともに過去最高を更新しており、
さらに2023年度は更新する目標値なんだ

 

次に、固定回線、いわゆる家庭内インターネット 契約者数 [上の青い棒グラフ] と
移動回線、いわゆるスマホキャリアの契約数 [下の赤い棒グラフ] を見てみましょう
NTT決算資料より参照)

どちらも微増してるんだね!

契約者数は他社(KDDIソフトバンク楽天など)との取り合いだけど健闘してるね!

 

次に、自己資本比率の健全性を見ていきます
バフェット・コードより参照)

自己資本率35%程度と、情報通信事業の適正と言われる50.1%と比べると低い傾向だね

NTTは情報通信業だけでなく、金融業や技術サービス業等もやっているから一概に低いとは言えないね。銘柄格付け(JCR)では数少ない最高ランクのAAAでもあるし問題ないかな

 

では将来性について見ていきましょう

NTT決算資料より参照)

グローバル事業が伸びているのが将来性明るいね

グループ会社の事業単位の収支も決算資料添付にあるので見たいと思いますが、
以下の通り細かいのでポイントだけピックアップしたいと思います
NTT決算資料より参照)

NTTドコモが増収増益で純利益200億ほどプラス、法人事業が増益要因
・NTT東西は微かに減収、利益は横々
NTTデータは減収増益
・NTT Ltd.(グローバル)は増収増益で純利益170億ほどプラス、DC事業が要因
でした
 
ということで結論を再掲
・売上、利益は伸びているのか? → 右肩あがりで成長(Good!)
自己資本比率は健全か? → 全く問題なし!(Good!)
・将来性はあるか? → グローバル事業が順調に成長(Good!)
 

株主優待、配当金はどのくらいもらえるのか?

株主優待、配当金について、最新情報は以下のNTTのHPより参照ください

(後ほど実績等については言及しています)

>>株主優待<<

>>最新の株価、配当利回り、PER、PBRなど<<

 

株主優待はdポイントの付与です。100株以上保有し、以下の保有期間の株主が対象

2年以上3年未満:1,500ポイント

5年以上6年未満:3,000ポイント

株価推移と買っていた場合のリターンはどれくらいあるのか?(実績付き)

株価推移とながらみパパの売買履歴

美しいぐらい右肩上がりですね。

2020年にも一度株式分割しており、2023年6月時点で保有数は700株でした。
7月1日以降に分割して17,500株になりました。

 

配当金(税引き後&家族名義合算)

2020年:3万4千円

2021年:5万5千円

2022年:6万円

 

含み益(2023.7.11時点)
+901,200
 

まとめ

最後に、私がNTTを保有する理由を書いておこうと思います。

理由は大きく2点

1. 企業の安定成長
2. 配当利回り3%近く

です

  1. 企業の安定成長
    NTTといえば日本国内有数の通信事業者で、グループ全体の売上は12兆円にも及びます。また、NTTグループで33万人以上の社員を抱える大手企業です。
    私の保有するジュニアNISAという形態上、子供が成人するまで払い出しできないため、長期的に見て安定成長する企業と判断して保有しています。
    安定成長と判断している主な理由ですが、1つは基盤を持っていることです。
    インターネット回線、携帯通信の基地局など、簡単には用意できないインフラを全国に保持しています。もう一つが優秀な人材です。NTTに在籍している人は本当に優秀な方が多いです。

  2. 配当利回り
    2.8%程度の利回りで、13期連続増配しており、今後も堅調に配当をいただけることが期待できます。NISAで保有していると配当金への税金も控除されるのがいいですよね。

子供の将来のための貯蓄用に購入した銘柄、NTTついてを紹介しました。
株式分割後にはさらに購入しやすくなっているので買い増ししていこうと思っています。